岸辺露伴は動かない−雛見沢−
【警告】
ひぐらしをプレイする予定のある者は、
ここから先を読んではいけない。
┌――-- ....__ ____,,_
| : : : : : : : : : : : : ̄フ三ニ__≠ニ_;彡イ
|: : : : : : : : : : {〃//\/\,.ィ′
| : : : : : : : Y´ | ヘブンズドアーーッ!!
:|: : : : : : トイ^lヘ/\/∨
:| : : : 〉.!リ ヽミ ミ ミ:ソ ひぐらしをプレイする予定のある者は、
|: : ∠ソ!}丶,.ニ=-(__ ここから先を読んではいけない!!
| _ / Lノ/_.ニ"- ┴'フ⌒\
,.イレ' ノ / ┌'/´ /, ヽ
|| イ _// ,' // { ヽ ,ノ
.イ-‐ '''' ""~ ̄ r'7′ l ヽヽ.〉ノ |八
彡 へ ノ〈 l ,. -‐'''_二=〉 | }
/彡 〈/ /ヘ. ヽ ヽ/ '"´ | |,ム
/|/ 彡 / ==ー \ / `l、,. | ヽ!
/|/ 〈 ノ __ニ-└┐ ハ ,. '"´ノ.| }
/〉 ,ィイ{ ,_, -''"/ ヽ ∧ / `) ノ八-、_
X/ ' /フ′ .〉 V ヽ、 ヽ  ̄\―ュ__
酉付け忘れた。
遅れてすいませェん
さっき家に帰ってきたところなのです。
>>2 SPECIAL THANKS
というわけで、再度注意です
【ネタバレ注意】【ネタバレ注意】【ネタバレ注意】【ネタバレ注意】【ネタバレ注意】【ネタバレ注意】
このスレは「ひぐらしのなく頃に」のネタバレを多々含みます。
これからプレイする予定のある方、興味を持ってやろうかと思った方、注意してください。
【ネタバレ注意】【ネタバレ注意】【ネタバレ注意】【ネタバレ注意】【ネタバレ注意】【ネタバレ注意】
酉つけわすれまくって、すいませェん
それではチャプター3に入ろうと思うんですが、かまいませんねっ!!!!
だが断る
>>6 落ち着くんだ・・・「続き」を考えて落ち着くんだ・・・
「続き」は
>>1である私にしか考えることのできないの孤独な物語・・・
わたしに勇気を与えてくれる
というわけでC4書いて待つとするか
早く続きを書くだァーーーーーーッ!
『
>>1を待つ』『人が来るまで保守する』両方やらなくっちゃあ
いけないのがvipperの辛い所だぜ・・・覚悟はいいか?俺は出来てる
>>7 コピペから消し忘れたwww.
>>9 >>9ゥゥゥゥゥゥッ!!
書くよッ!オレは書くッ!書くんだよォーーーーーーッ!!
オレに「書くな」と命令しないでくれーーーッ!
>>10 俺しかいないんじゃあwktkして待つしかねえだろ・・・
たとえ過疎だとしてもよォ〜!
「支援」させてもらうよ・・・・
露伴が二人の部屋に入ったとき、赤坂が露伴の両手をつかみ、自由を奪った。
露伴は両手を後ろにつかまれた状態になり、身動きがとれない。
露伴「(クッ・・・、天国への扉(ヘブンズドアー)が出せないッ!)」
連続殺人事件の頃の露伴ならばなんなく赤坂を攻撃することができただろう。
しかし、平和な杜王町での生活に慣れた露伴は、
手が自由でないと天国への扉(ヘブンズドアー)を出すことができなくなってしまっていた。
大石「んっふっふっふっ。それじゃあ露伴さん、まずはお洋服を脱ぎましょうかぁ?
痛くしないですから、動かないでくださいねぇ。」
そう言うと大石は刃物で露伴の服を切りはじめた。
ウホッ!wwwww
大石「私は脱がすだけですよぉ?
初物は赤坂さんが大好きでしてねぇ。
私は赤坂さんが慣らしてくれたのを楽しむとしますよ。」
赤坂「大石さん、こればかりは譲りませんよ。
お言葉に甘えて、まずは開通させてもらいましょう。」
露伴「アッーーーーーーーーーー!!!!!!」
と、ガチホモ展開も考えたんだが、ここまで考えて気持ち悪くなってきた
ひぐらしこれからやろうと思ってるんですけど見ちゃいました。てへっ
>>17 サーセン、ガチホモ展開は別にネタなんで気にしないでください
>>16 早く続きを書けッ!このトンチキがァーーーーッ!
露伴「えーっと、お二人が泊まっている宿っていうのはどこなんですか?」
二人が自分に話を聞かせてくれるとわかって露伴は敬語で喋るようになった。
赤坂はつくづく嫌なやつだと思ったが、大石ならこのくらい飄々とかわすのだろうと思うと、
自分は50過ぎになっても大石に勝てないのだなと痛感するのだった。
ためしがき
大石「興宮警察署ってわかりますかぁ?その近くなんですが。」
露伴「いえ、ここらへんに来たのは初めてなんで、ちょっと知らないですね。」
大石「ここからですとちょっと歩くんですが、タクシー呼びますか?
それともそこらの警官に連れてってもらうってのもいいかもしれませんねぇ。」
露伴「冗談じゃない。僕は犯罪なんて犯してないんだ。
警察に厄介になることはないですよ。
もしかしてお二人、警察に厄介になるほど訳ありなんですか?
興宮署にいったら、僕のお手柄だったり?」
大石「・・・む・・んっふっふっふっ・・あっはっはっはっ。
いやぁー、岸辺さんはおもしろいことを言いますねぇ。」
露伴「そんなおもしろいジョークのつもりじゃなかったんだが、
やっぱり老人とは笑いのセンスが違うのか?」
さっぱりわからない露伴はうっかりと敬語をやめ聞き返した。
赤坂はそれがおもしろかったらしく顔を背けて苦笑しているようだ。
チャプター3って書いてあるけど1,2はどっかにまとめられてないのか?
>>25 自分が知る限りはないかと。
一応txtで取ってあるんで、持ってるけども・・・
| 三_二 / ト⊥-((`⌒)、_i | |
〉―_,. -‐='\ '‐<'´\/´、ヲ _/、 |
|,.ノ_, '´,.-ニ三-_\ヽ 川 〉レ'>/ ノ
〈´//´| `'t-t_ゥ=、i |:: :::,.-‐'''ノヘ|
. r´`ヽ / `"""`j/ | |くゞ'フ/i/ wktk
. |〈:ヽ, Y ::::: ,. ┴:〉: |/
. \ヾ( l ヾ::::ノ |、
j .>,、l _,-ニ-ニ、, |))
! >ニ<:| 、;;;;;;;;;;;;;,. /| ___,. -、
| | !、 .| | ( ヽ-ゝ _i,.>-t--、
ヽ| | ヽ\ _,..:::::::. / .| `''''フく _,. -ゝ┴-r-、
..|.| | :::::ヽ<::::::::::::::::>゛ |_ _,.-''"´ / ̄,./´ ゝ_'ヲ
..| | | _;;;;;;;_ ̄ ̄ |  ̄ ̄ / _,. く / ゝ_/ ̄|
:.ヽ‐'''!-‐''"´::::::::::::::::: ̄ ̄`~''‐-、_ / にニ'/,.、-t‐┴―'''''ヽ
\_:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\ / / .(_ヽ-'__,.⊥--t-⊥,,_
\  ̄\―-- 、 _::::::::::::::::::::__::/ / /  ̄ ) ノ__'-ノ
\ \::::::::::::::`''‐--‐''´::::::::::/ / / / ̄ rt‐ラ' ̄ ̄ヽヽ
ヽ ヽ\ \:::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ / ゝニ--‐、‐ |
l ヽヽ \:::::::::::::::::::::::::::::::/ /‐<_ ヽ |ヽ
>>25 前スレから今までの内容を書き込むことが
出来る・・・それが能力・・・
>>27 アンタはそれをうpする。俺はそれをDLする。つまり・・・・『はさみうち』の形になるな
wktk
なんか初の人多いのかな?
チャプタ1,2投下したほうがよい?
まとめどこだ
俺も今北
1スレ目を見てたけど途中で寝て朝起きたらスレが落ちてて涙目の俺が来ましたよ
まとめサイトはないのか
スレの存在により、露伴は死ぬ
某小説のオビより
じゃあさ
1,2見てた人はなんだかまだ来てないみたいだし
投下しようと思うんだが、かまいませんねっ!!!!!
原文と完全に同じかわからないです
内容は多分一緒だと思うけど
誤字・脱字のチェックもしないで投下しますぜ
世の中には知らないほうが幸せなこともある
誰にだって不幸は訪れるものだから
世の中には知らないほうが幸せなことが多い
私は普通の人より不幸なのだから
世の中には知らないほうが幸せなことしかない
私は世界一不幸な少女なのだから
Frederica Bernkastel
君は知らないほうが幸せだ
なぜなら、結果はすでに記されているのだから
Rohan Kishibe
2007年12月
----M県S市杜王町----
1Kのアパートの一室。一人暮らしだろうか?
そこは若い男の一人暮らしにしては片付いた小奇麗な部屋だった。
「ふぁーあ、もう4時か・・・昼寝にしては寝すぎちゃったかな」
むくりとベットの上で体を起こし、背伸びをした男は、時計をみて呟く。
まぁ、待ち合わせの時間まではまだあるし、軽くネットでもしようか。
そんなことを考え、その男はベットから出るとパソコンの置いてある机に向かった。
すると、机の上に置いた彼の携帯電話のランプが点滅していた。
おっと、誰かからメールか電話かな?
そう思い、彼は携帯電話を開いてみた。
不在着信有り
岸辺露伴
彼は広瀬康一、23歳会社員。
10年近く前、この杜王町で起きていた連続殺人事件を解決したスタンド使いの一人だ。
だが、そんな彼もいまや成人し大学を卒業。平凡な社会人としての生活を送っていた。
岸辺露伴というのは彼の友人であり、この話の主人公である。
そう、こんなに出だしから目立っている彼、広瀬康一は主人公でもなんでもないのだ。
康一と露伴は先の連続殺人事件の時からの友人だ。
といっても、露伴が勝手に康一を気に入っただけなのだが、康一もこの付き合いの長い友人を悪くは思っていなかった。
康一が社会人になってからは、月に1,2度は二人きりで飲みに出かけるほどの仲である。
最近では露伴が破産した際に、康一のアパートに住み込むという事件もあったのだが、今回はそこには触れないでおこう。
この日の待ち合わせというのも、2週間ぶりに飲みに行こうという露伴からの誘いであった。
露伴先生のことだから、急用ができたから待ち合わせを遅らせたいとかって電話なんだろうな。
まぁ、どうせ漫画のネタを思いついたからもう少し取材したいなんていう理由なんだろうけど。
あの人は約束は絶対に守る変なプライドがあるからな。今日飲みにいく事に変更はないだろう。
今回は奢ってくれるって言ってたし、絶対にドタキャンはさせないぞ。
まぁ、あんまり遅くなりそうなら、もう少し寝直そうかな?
そんなことを考えながら康一は着信履歴の露伴の番号に電話をかけるのだった。
とおるるるる とおるるるるる ぶっ
露伴『もしもーし?康一君かい?』
康一「あ、もしもし、露伴先生ですか?」
露伴『他の誰かに聞こえるのかい?君は僕の携帯にかけたんじゃあないのか?』
康一「もう、意地悪しないでくださいよ。ちょっと昼寝してて電話気づきませんでしたよ。
何の用ですか?・・・っていうか電波悪いですか?変な音がしますよ?」
露伴『あぁ、今ね、新幹線に乗ってるんだよ。
新幹線の中でも携帯って使えるんだな、便利なもんだ。』
康一「新幹線って、露伴先生どこにいるんですか?今日飲みにいくんですよね?」
露伴『先生はやめてくれって言ってるだろ?露伴でいいよ、露伴で。』
康一「はぁ・・・、で?どこにいるんですか?飲みに行くんですよね?」
露伴『あぁ、そうそう、それなんだが、中止にしてほしいんだよ。
今度飲みに行くときは奢るから、今回は勘弁してくれないかい?』
康一「えーッ!今回奢ってくれるって約束だったじゃないですかぁ?
僕が彼女と別れたんでクリスマス前にフられた男の気持ちを取材させてくれって言ってましたよね?」
露伴『いやー、次の読み切り用にどうしても取材したいことができちゃってさ。
描くって決めたらすぐに取材するのが僕のポリシーだから、いま新幹線に乗ってるってわけさ。』
康一「人に思い出したくないことを取材するのにドタキャンなんてひどいですよぉー!」
露伴『はは、ごめんごめん。読み切り描き終わったら、一番に康一君に読ませるからさ。
それと2回飲みにいくの奢るよ。それでいいだろう?』
康一「前みたいに漫画にヘブンズドアー仕掛けといて読んだ途端にっていうのはやめてくださいよー?」
露伴『しないよ、しない。今回はいいネタが思いついてるからおもしろい漫画が描けると思うんだ。
期待して待っててくれよ。』
康一「へー、露伴先生が自分で描く前から言うなんて珍しいですね。どんな漫画描くんですか?
取材に行く場所も気になりますよ。おみやげ、忘れないでくださいよ?」
露伴『おいおい、2回の奢りに加えて、おみやげまで要求するのかい?
ヤレヤレだぜって言うやつかな。
まぁ、わかったよ。でも、おみやげなんてなさそうな場所なんだよなー。
雛見沢っていう場所なんだけど、康一君聞いたことあるかい?』
康一「名前くらいなら聞いたことがありますよ。
なんだか数年前まで封鎖されていた村だとか、テレビでやってた気がします。」
露伴『康一君、社会人ならもっと勉強したほうがいいと思うよ?
今から24年前、昭和58年の6月末に雛見沢村の沼から火山性ガスが発生して村が一晩で全滅。
そのまま平成17年まで村は政府に封鎖されてたってわけさ。』
康一「24年前って言ったら、僕まだ生まれてませんよ!
そんな事件があったなんて知らなかったです。でもそんな怖い話取材するんですか?」
露伴『怖い話だから取材するのさ。今回は大災害に関する漫画を描こうと思ってね。
その他にも妖怪伝説のために雪国関係の取材がしたくてね。雛見沢って白川郷から近いんだぜ?
まさに取材するのに打ってつけの場所ってわけさ。』
康一「あー、白川郷の近くなんですかぁ。僕も行きたかったなー。
どうせなら連れてってくれればよかったのに。」
露伴『おいおい、漫画家の取材ってのは観光じゃあないんだぜ?
それに1週間くらいは泊まりで取材する予定だから、康一君は会社があるだろう?』
康一「一週間ですか?露伴先生にしては長いですね。
このまえは海外に取材に行くって言ってたのに3日で帰ってきたじゃないですか。」
露伴『あれは、取材するものがひとつしかなかったからね。観光じゃあないって言ってるだろ?
今回はさ、大災害に雪国に、もうひとつ面白そうな話があるんだよ。
そいつはちょっと聞き込みとか取材が大変そうなんで1週間行く事にしたのさ。』
康一「へぇ、もったいぶらないでくださいよ。なんなんですか?その面白そうなことって?」
露伴『インターネットの風説でしかないけどね。
34号文書とか、竜宮礼奈説とかって検索すれば出てくるよ。
まぁ、漫画家の僕としては「オヤシロさまの祟り」って言い方が一番そそられるけどねぇ。』
康一「オヤシロさまの・・・祟り・・・ですか?」
露伴『そう、祟りさ。もし僕が取材から帰ってこなかったら』
ブツッ
ツーツー
康一『あれ?もしもし?露伴先生?電波悪いのかな?』
康一は携帯電話の履歴から再び露伴に電話をかけてみる。
しかし、彼の電話が露伴に繋がることはなかった。
岸部露伴は動かない−雛見沢−
おれはROM専をやめるぞ!ジョジョォーッ!
----東海道新幹線客室内----
露伴『そう、祟りさ。もし僕が取材から帰ってこなかったら祟りってことに・・・
ん・・・?トンネルに入ったのか。まぁ用件は済んだしいいか。』
それに、おもしろいタイミングで切れてくれたしな。
そんなことを考えながら露伴は携帯電話をポケットにしまった。
さてと、名古屋までは後どれくらいだろう?
名古屋からは行けるところまで電車で行って、今日はビジネスホテルにでも泊まるかな。
とりあえず電車に乗ってる間にもう少し「オヤシロさまの祟り」について考えておくか。
まだどこを取材するかきっちりとは決めてないしなぁ。
今後の予定を考えながら、露伴は新品のメモ帳を取り出した。
基本的に露伴は取材をしてもメモはとらない。話を聞いたときには漫画に必要なことは記憶されるからだ。
露伴はなんでもかんでもメモを取るやつが嫌いだったし、馬鹿なんだと思っていた。
だが、そんな露伴も今回の件にはメモが必要だと考えたらしい。まずは自分の知る情報を記していった。
露伴が思ったことをそのままメモに記していると、車内のアナウンスが名古屋への到着を告げる。
時間はまだ17時過ぎだったが、露伴は急激な眠気に襲われていた。
それもそのはず、昨日の夜にインターネットで雛見沢の話を見つけてから、露伴は一睡もしていないのである。
露伴は今日は名古屋のビジネスホテルに泊まることを決め、明日はレンタカーで岐阜に向かおうと計画するのだった。
■TIPS
----露伴のメモ----
雛見沢に関する情報
現時点でインターネットの情報をまとめた上での、
推測ではない客観的事実はこのくらいかな
・雛見沢の住人が一晩で全滅した
この件に関する不審な情報はいまのところ見ていない。
おそらく親族に遺体などは引き渡されたであろうから、住人が全員死亡したのは間違いないだろう。
・雛見沢大災害の前日に少女Aにより雛見沢の学校占拠事件が起きている
少女Aの名前は竜宮礼奈と噂されている。事実かはわからない。
学校占拠事件は実在のもののようだ。
この事件の発端として34号文書というものが存在すると噂されている。
そんなものが実在するのかはまったく不明だ。
だが、34号文書の内容に関しては妙に多くの情報が流れてる。ちょっと気になるかな。
・雛見沢が20年以上も封鎖されていた
ガス発生源の沼はコンクリートで埋め立てられているらしい。
地質学的に意味がないという説があるらしい。
それが本当かはわからないが、なんとなく正しそうに思える。
そもそも埋め立てられた時期と封鎖の解除の時期があわなくないか?
そう考えると、封鎖期間が不自然に長いって言うのも同意できるな。
・雛見沢で「オヤシロさまの祟り」と称される事件があった
1979年にダム工事の現場監督が殺害される。
1980年にダム賛成派の筆頭だった夫婦が事故で死亡。
1981年にオヤシロさまを祀る神社の神主が急死(死因は病死)、妻が後を追って自殺したが死体が見つからない?
と、3年連続で人が死んでいるらしい。
しかもこれが毎年オヤシロさまを祀る「綿流し」という祭りの日に起きるらしい。
たしかにこりゃあ祟りっぽいな。
こっから下は事実かは怪しい内容
・34号文書
鷹野三四(実在するかすら不明)という人物が書き残したスクラップ帳らしい。
結論から言うと、鷹野三四が大災害の発生を予見している内容になっている。
まぁ、この予見っていうのは火山性ガスが発生してないって話だからちょっと怪しいな。
だが、この文章が実在するかすらわかっていないのに、この文書に関する情報は多い。
かつそれらの情報に一定の統合性がある。内容は宇宙人とかの話でメチャメチャだが。
実物を見つけるのは無理だろうが、調べてみる価値はあるかもしれない。
・以下は、34文書が正しいとした上での学校占拠事件の真相
竜宮礼奈はこのスクラップ帳を見て犯行を決意。
そして県警に対し、大災害を防ぐための調査を要求したということだ。
まぁ、宇宙人がどうのこうのっていうのを信じるわけじゃあないが、
次の日に大災害が起きているのは興味深い。
ここまで書いて思ったんだが、アホの仗助の友人に宇宙人を名乗るやつがいたよな?
ミキタカとか言ってたっけ。あいつもスタンド使いだったと思う。
オヤシロさまってのはスタンドかなんかなのかもしれないな。
宇宙人とか言われてるのも大災害も全部スタンドの可能性を考慮しとこう。
そういえば最近、承太郎からレクイエムとかいうスタンドの話を聞いたっけ。
そいつなら村ひとつを飲み込むくらいのスタンドパワーがあってもおかしくない。
でも、スタンドだったら承太郎に漫画のネタにするなって言われるんだろうなぁ。
承太郎には気づかれないようにしよう。
チャプタ1終わりです
TIPS一気にまとめたんだな
>>53 学校から接続だったんで
1スレ目のログないんですよね
これはUSBメモリに入れといたtxtから読み出してるので
全部くっついてます
続きはまだか
>>55 もうチャプタ2いって平気かな?
ちょっと待とうかと思ったんだけど
はりきってどうぞ
うまぁ〜い!
『ジョジョ』が『ひぐらし』を!『ひぐらし』が『ジョジョ』を引き立てあっているッ!
----××県鹿骨市興宮----
康一が露伴からの不審な電話を受けた日から3日後。
白川郷の取材を終えた露伴の姿は、鹿骨市の図書館の中にあった。
鹿骨市というのは、雛見沢を含むかなり広大な面積の市である。
ここ興宮も鹿骨市に含まれており、鹿骨市の中心部ではないもののそこそこ栄えた街だ。
そしてなにより、雛見沢地区として封鎖された地域に隣接した街なのだ。
露伴はすでに興宮にホテルを取り、ここを拠点に雛見沢に関する取材をするつもりでいた。
露伴がなぜ図書館に来ているのかというと、実に簡単な理由である。
雛見沢の歴史・風土を調べる場所として、雛見沢に最も近い街の図書館を選んだのだ。
露伴は初めて来た図書館のはずなのに、てきぱきと資料を集め、必要な情報をメモ帳にまとめていく。
露伴のことを何も知らない人がみれば、まるで民俗学の学者か何かにでも見えるだろうか。
そんなとき、二人の男性が露伴のいる郷土資料のコーナーに入ってきた。
この二人の男性がどうにも不自然な組み合わせなのだ。
一人は体格のいい初老の男性、
もう一人は80は過ぎただろうか?まさにおじいさんと呼ぶに相応しい男性だった。
露伴は二人が入ってきたとき違和感を覚えたが、取材の邪魔をしなければいいと思い調べ物を再開した。
しかし、露伴の希望が叶うことはなかった。なんとその二人は雛見沢に関する本を必死に読み調べ始めたのだ。
露伴は世の中気に入らないことだらけだと思ったが、すぐに新しい違和感に気がついた。
その違和感とは、この二人の調べる様子であった。
最初は昔を懐かしみに来た父とその介護をする息子かと思った。
しかし、彼らの様子は過去を懐かしむ様子などまったくない。
まるで刑事が過去の犯罪者リストを洗うかのような鋭い眼差しで本を読み続けているのである。
この二人はおかしい。もちろん雛見沢を調べる人間なんていくらでもいる。
この図書館にだって、年にどれだけのオカルトマニアが雛見沢を調べにくるだろうか。
しかし、彼らは違う。年齢からしてもただのオカルトマニアとは思えない。
なにより、彼らの眼光の鋭さが言っている。彼らは自分以上に雛見沢の何かを知っている。
そしてそこに残る秘密を解き明かそうとしているのだということを。
露伴は意を決して話しかけようと考えた。
初老の男性はなんとも言えない迫力を持っていたが、同時に誠実さを感じさせている。
露伴はこの初老の男性に話しかけることにした。
露伴「あー、すみません。ちょっといいですか?
僕、こういうものなんですが、地元の方ですか?」
そう言って露伴は名刺を差し出した。
男性「あ・・・いえ、私は地元の人間ではありませんよ。
漫画家さん・・・ですか?」
露伴「えぇ、漫画の取材で来てましてね。
お話、聞きたいんですけど、隣いいですか?」
男性「いや、先ほども言いましたが私は地元の人間ではありません。
取材なさるなら、他を当たったほうがいいと思いますが?」
露伴「いえね、地元の人じゃあなくてもいいんですよ。
雛見沢・・・ご存知ですよね?」
男性「ぇ・・・えぇ・・・名前くらいは・・・」
露伴「名前くらい?そんなことないだろ。
さっきからアンタの手元にある本、雛見沢に関する本ばっかりじゃないか。」
男性「いや、これはなんというか・・・
お恥ずかしい話だが、私、オカルトマニアってやつでして・・・」
露伴「違うな。あんたは違う。
さっきから怪しいんだよ、アンタら二人・・・」
露伴「いい歳した男が二人そろってオカルト研究か?
そんなわけないね。あんたらの目が物語ってるよ。
アンタらはただのオカルトマニアじゃない。雛見沢の何かを知っている。」
男性「・・・失礼な人だな。何も知らないし、あなたみたいな人に話す話はないですよ。」
露伴と男性の間に険悪なムードが漂い始めていた。
その時、もう一人の年老いた男性が二人に近づき、声をかけた。
老人「おんやぁ?雑談ですか?
楽しそうですねぇ。赤坂さんはお若い人と仲がよくてうらやましい。」
赤坂「大石さん・・・、この方は取材をしているそうでしてね。
僕は地元の人間じゃないので断っただけですよ。」
大石「そうですか、そうですか。そちらのお若いの、お名前はなんて言うんですかぁ?」
赤坂「大石さんッ!」
露伴「岸辺露伴だ・・・」
大石「岸辺さん・・・ですか。下の名前変わってますねぇ。
はて、どこかで聞いたことがあるような気もするんですが・・・」
露伴「・・・漫画家をしているんでね。
芸能人ほどじゃあないが、名前は売れてるほうだと思うよ。」
大石「漫画家さんですかぁ。有名な方にお会いするのなんて光栄ですねぇ。
あー、ちなみに私、ここらへんの出身なんですけど、どうです?取材してみませんか?」
赤坂「ちょ、大石さんッ!ちょっとこっちに・・・」
赤坂「大石さん、だめですよ。あの漫画家、雛見沢について調べてるらしいんです。
どうせオカルトマニアとかと一緒で興味で調べてるだけなんです。
何も話さないほうがいいですよ。」
大石「赤坂さん、私もあなたももういい年だ。
このままじゃ私が死ぬまでに大災害の真実を暴くっていうのも怪しくなってきました。
私達ふたりの力じゃどうにもならないんですよ。」
赤坂「だからってあんな男を仲間にするなんて、僕は賛成できませんよ。
というか、聞こえてたんですか?彼が雛見沢を調べてること。」
大石「おやおや、赤坂さんは大分相性が悪いみたいですねぇ。
私はね、あの男から感じるものがあるんですよ。あの男なら必ず真実を暴いてくれる。
そんな気がしてしょうがないんですよ。」
赤坂「・・・」
大石「私達の次の世代に仕事を任せるっていう意味もありますよ。
でもね、それ以上に、あの男なら今すぐにでも真実を見せてくれるような、そんな気がするんです。
それに、昔にあの男に似てる人物に会ったことがあるような気がするんですよ。」
赤坂「・・・わかりました。大石さんがそこまでおっしゃるなら話してみましょうか。」
大石「んっふっふっ。すみませんねぇ、いつも折れてもらっちゃって。
赤坂さんはお年寄りにお優しいですからなぁ。」
赤坂と呼ばれた男は大石とやらをひっぱって何やらヒソヒソ話をしているようだった。
どうせ僕の悪口でも言ってるんだろう。大石ってやつからは何か聞けそうだったのにな。
まぁ、幸い図書館で人気もない。天国への扉(ヘブンズドアー)で読んじまうか。
露伴がそんなことを考えているうちに、二人の話し合いは終わったようだった。
二人が露伴に近づく。そして赤坂が話しかけた。
赤坂「あなたに私達の知るすべてをお教えしようと思います。
ですが、ここではさすがに人目に触れる。私達の宿にいきましょうか。」
露伴はてっきり断られるものだと思っていたので拍子抜けだった。
うまく行き過ぎて何だか釈然としないものを感じながら露伴は彼らと共に図書館から出ることにした。
■TIPS
----露伴のメモ----
オヤシロ様の祟りについて調べる上で、
オヤシロ様信仰というのがいつからあるのか調べてみた
その上で雛見沢についてのおおまかな歴史を調べられたので書いておく
ただ、オカルトファンが多いせいか雛見沢に関する本は少ないようだった
図書館の検索システムで検索すると残っている本もあったため、
近年処分、または閲覧不可になったようだ
図書館の職員に食いついてみるかな・・・
雛見沢は昔から隔離された地域だったらしい
それがどれほど昔なのかは分からないが、明治以前からの風習のようだ
これにはオヤシロ様信仰が関わっているようである
オヤシロ様信仰に関する資料には矛盾なども見られるのだが、
村から出て行ってはいけない、村によそ者を入れてはいけない
という点についてはほとんどの資料に出てくる
そのため、この信仰がかなりの昔からあり、村は隔離された地域となっていたようだ
ただ、自分たちを仙人だと考えていた為にこのような考えを持ったという資料が多い
いけ好かない連中だったんだろうな
その雛見沢の信仰のなかに、雛見沢の住人は鬼の末裔であるというものがあるらしい
近代になるにつれて、この信仰により雛見沢は別の意味で隔離された地域となったらしい
わかりやすい言葉で言えば差別部落だ
まぁ、自分達を仙人だとか勘違いしてれば当然だよな
自業自得ってやつさ
このくらいまでしか雛見沢に関する資料ではわからなかった
あとは僕の知る知識だと近年にダム建設に反対する運動などに繋がっていくようだ
そしてそのダム建設の現場監督がオヤシロ様の祟りにあって死ぬ
オヤシロ様の祟りってやつは昔からの言い伝えに背いた者
つまり村から出て行った者などに起こるってことになってるらしい
だが、雛見沢の敵が死ぬっていう祟りは近年のようだ
一応僕の中では過去の祟りと、近年の祟りは別に考えておこう
近年の祟りはこのあとに書くが、スタンドの類の可能性があると考えられるしね
オヤシロ様信仰と歴史を調べる上で見つけたことを書いておこう
村の中において権力をもった家が3つほどあったらしい
その3つの家による合議制で村の重要な事項を決定していたようだ
その家とは、公由家、古手家、園崎家の3つの家らしい
この3家の中での多少の力関係などもあったようである
その名残に、近代に入ってからは公由家から村長を出すしきたりになっていたらしい
まぁ、そんなことはどうでもいいんだが
この3家の中で最もオヤシロ様の祟りに関係があるのは古手家だ
古手家は古手神社を継ぐ一族であり、
その古手神社こそが唯一のオヤシロ様を祀る神社なのだ
ちなみに3年目の祟りで神主が死んだという神社でもある
古手家の女子には奇妙な力があるとの資料があった
この力がスタンドだとすれば、この家系にスタンド使いが多いのだろうか?
スタンド使いが祟りを起こし、3年目には自分自身が死んだ?
妻の方がスタンド使いで夫を殺し、逃亡したと考えるのが妥当か?
いや、スタンド使いかどうかもまだわからないし決め付けるのはダメだな
とりあえず、この古手神社には行ってみることにしよう
チャプタ2おわりっす
支援!
これはwktk
>>79 ログなんてあるんだな
すまない
だが、君のその労力に僕は敬意を表するっ!!!
じゃあついでなので、チャプタ3をとりあえず投下したとこまでコピペ
露伴「えーっと、お二人が泊まっている宿っていうのはどこなんですか?」
二人が自分に話を聞かせてくれるとわかって露伴は敬語で喋るようになった。
赤坂はつくづく嫌なやつだと思ったが、大石ならこのくらい飄々とかわすのだろうと思うと、
自分は50過ぎになっても大石に勝てないのだなと痛感するのだった。
大石「興宮警察署ってわかりますかぁ?その近くなんですが。」
露伴「いえ、ここらへんに来たのは初めてなんで、ちょっと知らないですね。」
大石「ここからですとちょっと歩くんですが、タクシー呼びますか?
それともそこらの警官に連れてってもらうってのもいいかもしれませんねぇ。」
露伴「冗談じゃない。僕は犯罪なんて犯してないんだ。
警察に厄介になることはないですよ。
もしかしてお二人、警察に厄介になるほど訳ありなんですか?
興宮署にいったら、僕のお手柄だったり?」
大石「・・・む・・んっふっふっふっ・・あっはっはっはっ。
いやぁー、岸辺さんはおもしろいことを言いますねぇ。」
露伴「そんなおもしろいジョークのつもりじゃなかったんだが、
やっぱり老人とは笑いのセンスが違うのか?」
さっぱりわからない露伴はうっかりと敬語をやめ聞き返した。
赤坂はそれがおもしろかったらしく顔を背けて苦笑しているようだ。
大石「あっはっはっ・・・ぃゃぁ、すみませんねぇ。
露伴さんには自己紹介がまだでしたよね。
こちら、警視庁の赤坂さん。部署とかは一般の方には秘密なんですって。
警視庁さんってのもいじわるですよねぇー。」
露伴「へぇ・・・確かにいい体格だと思ってましたが・・・。
で、大石さんは興宮警察署に勤めていらっしゃった刑事さんってところですか?
それで僕が警視庁の捜査官と大石さんを警察に突き出すなんて言うからおもしろくて笑った、と。」
大石「おやおや、よくわかりましたねぇ。
よければどうしてそう推理されたか聞かせてもらえませんか?」
wktk
露伴「推理なんてほどたいしたことじゃあないですよ。
大石さんは部署は一般の方には秘密と言いましたよね?
普通の人が一般の方って言い方をしますか?自分も含まれるのに。
ここから大石さんが、赤坂さんにとっての一般の方に含まれない可能性が高いと考えました。
警察関係者なら、興宮署の出身だったほうがジョークとしてはおもしろい。
さらに言うなら、そうすると大石さんの警官に連れて行ってもらうという発言にも矛盾がありませんからね。
ただそれだけですよ。別に確信も何もあったもんじゃないです。」
大石「なるほどなるほど、こりゃぁとんだ名探偵がいたもんですねぇ。
ね?赤坂さん」
大石がなぜか嬉しそうな顔で赤坂に話をふったとき、
赤坂は偶然通りかかったタクシーを止めたところだった。
さすが小説でも敵のスタンド能力を推理しただけの事はあるな
支援
赤坂「さぁ、自分が助手席に乗りますので、お二人は後ろにどうぞ。」
大石「おんやぁ?まだ機嫌が悪いんですかぁ?
仲良くしないといけませんよ。仲良く。
私達は仲間なんですからねぇ。」
露伴「ちょっとまってください大石さん。
私は取材してるだけで警察の方の仲間にされても困りますよ。」
露伴は苦笑しながら答えたが、大石は聞く耳も持たずタクシーに乗り込んだ。
露伴が赤坂のほうを見ると、赤坂はもう一度後ろを薦める仕草をしてから助手席に乗り込んだ。
どうにもできなくなった露伴が大石の隣に座るとタクシーはすぐに扉を閉めて走り出した。
すまない、最高にミスってヤツだ
車内に入って露伴はどうしたらいいものかと悩んでいた。
車内では運転手がいるため雛見沢に関することを喋るのを彼らは嫌うだろう。
だが、先ほどまで饒舌だった大石は車に乗ったとたんにパタリと喋るのをやめてしまったのだ。
露伴が何を話そうか悩んでいると赤坂が口を開いた。
赤坂「大石さんは、自分で運転してる車以外に乗るのは苦手なんですよ。」
大石「・・・赤坂さん・・・、あんまり老いぼれの過去を掘り起こさないでくださいよぉ?」
赤坂「何を言うんですか。僕らはこれから彼に全てを話すのでしょう?
僕らの過去も含めて・・・。」
大石「おやおや、以外に仲良しじゃぁないですか。
それじゃあ、お若い二人のお話をおいぼれは盗み聞きさせてもらいますかなぁ。」
赤坂「大石さんは・・・過去に部下を亡くされています。
今から24年前、現役時代の大石さんが目をかけていた部下の方で、僕も知っている誠実な方でした。
いつも大石さんの乗る車はその方が運転されていました。
ある日、その車が行方不明になってしまったんです。
勤務時間中にその運転手の方と一緒に・・・
偶然にも大石さんは体調を崩してお休みをとられたときだったようで・・・
それ以来、大石さんは人の運転する車がお嫌いなようでして。
タクシーを使うと言って僕に目配せしたときは少し驚きました。」
露伴「・・・そうですか。
するとお二人は・・・」
露伴がそう言いかけると、
大石は笑顔で露伴の肩を叩き、よくあるジェスチャーでシーッっとやった。
露伴が気づいたことを聞けばタクシーの運転手に不審がられると思ったのだろう。
笑顔は、運転手に聞かれてもいい内容を上手く話すから聞いていろ、ということだろうか。
赤坂「そのころにですね・・・。
露伴さんは知ってますかね?雛見沢大災害。
大石さんはその時の興宮署の刑事さんなんですよ。
警察のほうも色々と大変だったようで、
大石さんはなんで自分が定年を迎えるはずの翌年に起こらなかったんだ!
なーんてぼやいてたそうですよ。」
大石「赤坂さん!
そんな不謹慎なこと思っちゃぁいませんよ。
岸辺さんが誤解されるようなこと言わないでください。」
露伴「ははは。赤坂さんもご冗談がお上手なようだ。
僕はその当時4歳でして、ちょっと当時のことは知らないんですよね。
最近、雛見沢の封鎖が解除されたってニュースで見たくらいですよ。」
大石「なるほどなるほど。そうですよねぇ、あれから24年も経っています。
ここ興宮も変わってしまいましたしねぇ。ほら、あれが私達のホテルですよ。
昔はあんな大きなホテルなかったんですがねぇ。
雛見沢の封鎖が解除されてから、もの珍しさに来る人も増えたんですかねぇ。」
そんな話をしているうちにタクシーはホテルのロータリーへと入っていた。
タクシーが到着するとすぐに赤坂はフロントに鍵を受け取りにいき、
露伴は大石がゆっくりと車を降りるのを待っていた。
タクシー代は自分が出すと言ったのだが大石に断られてしまった。
露伴は一応、恩を売っておこうと考えたが、大石に一蹴されてしまう。
あとで高給取りの赤坂さんからもらうんで、私が払っときますよ。とのことだ。
あいつの財布から出るならそれもいいか、と露伴は考えるのだった。
その後、赤坂の元へ行き、二人の部屋に案内してもらう。
しかし、予想以上に大きい獲物が食いついた。
エレベーターの中で露伴はそう思い、嫌らしい笑みを浮かべるのだった。
大石達の部屋に入ると露伴が我先にと口を開いた。
露伴「先に聞きたいことがあります。
なぜ私に話すつもりになったんですか?
それとも、上手く嘘を教えて私を雛見沢から遠ざけようって魂胆ですかね?」
大石「おやおや、落ち着いてくださいよぉ。
私達、そんなに悪者に見えますかぁ?」
露伴「・・・(赤坂はまだしも、あんたは悪役にしか見えない)」
まあ!露伴ったらいけない人!
大石「そんな怖い顔しないでくださいよぉ。お年寄りは労わるものだって言われませんでしたか?
まぁ、座って座って。お茶でも飲みながらお話しましょうよ。
長くなると・・・思いますよ?」
そう言うと大石は部屋の奥の椅子へと向かった。
赤坂もそれに続き、ホテルの備え付けのポットでお茶を煎れ始めた。
露伴は自分の思い通りに話が進まないのが気に食わなかったが、とりあえず椅子に座ることにした。
本音www
大石「何で話す気になったか?ですか。
あなたに話すことを決めたのは私です。赤坂さんは反対していました。
なので、私がお答えしましょう。
といっても、たいした理由はないんですよねぇ。
あなたが真実を暴いてくれそうだから、としか言いようがないんですよ。」
露伴「そんな理由では・・・あなた達の話を信用できませんよ。」
大石「まぁまぁ、最後まで聞いてくださいよ。
それと、敬語じゃなくていいですよぉ?あなた、人のこと尊敬してないでしょ。
そういう人はわかるんですよ、仕事柄ねぇ。
ですので、無理に使わなくて結構ですよ。」
露伴「なんだか嫌味な言い方だが、お言葉に甘えるとするよ。
それで?僕を信用させる何があるって言うんだい?」
支援
きてたーーーー
1スレ目から見てた1人きましたよっと
大石「さっきのタクシーの中の会話でご存知かと思いますが、私は元警察官です。
興宮署で刑事をしてました。まぁずっと興宮署に勤めていたものですから、
雛見沢は所轄でしてね。大災害よりもずぅーっと前から知ってるんですよ。」
露伴「赤坂・・・さんは、警視庁なんだろ?雛見沢出身でもないらしいし。」
赤坂「私は入庁以来、警視庁に所属していますが、大災害の数年前に一度雛見沢を訪れています。
それが今でも私が雛見沢大災害の真相を追っている理由にもなっているのですが、
それはこのあとお話することになるでしょう。」
露伴「アンタ達が警察関係者で雛見沢とも縁があるってのはわかったよ。
警察関係者しか知らない情報が聞けるかもしれないっていうのはわかった。
だけど、僕を選んだ理由がないじゃないか。
だったら、あんた達の話を信用することはできないじゃあないかい?
(まぁ、それでも天国への扉(ヘブンズドアー)で裏をとりゃいいんだけどな)」
大石「そうですなぁ。あなたを選んだ理由をはっきりと言うことはできませんなぁ。
私の直感としか言いようがないですからねぇ。
でも、私達が知る全てをあなたに教えるつもりだということなら、証明できますよぉ?
赤坂さん、アレ、持って来てますよね?」
赤坂「持ってきていますが・・・いいんですか?いきなり見せてしまっても。」
大石「いいですよぉ。どうせ私らの仲間になるんですからねぇ。んっふっふっふっ。」
大石が嫌な笑い方をすると赤坂は諦めたのか、自分のカバンから何かを取り出すのだった。
wktk
赤坂は取り出したそれを露伴に差し出す。
露伴は受け取るが最初はただの古びたノートにしか見えなかった。
露伴「中を見ても・・・いいんだろう?」
大石「えぇえぇ、いくらでも見てください。お仲間になるなら、写してもらっても構いませんよ。」
そう言って大石は赤坂に目配せをする。
赤坂「それはインターネット等で俗に、『34号文書』と呼ばれているものです。
雛見沢について取材してらっしゃるのでしたら、ご存知でしょう?」
露伴「知っているが・・・これが本物・・・?
たしかにノートの劣化を考えると大災害の頃のノートとも考えられるが・・・」
1スレ目から見てたよ〜支援
34キタ
赤坂「それは雛見沢分校篭城事件の際に、犯人の少女Aから押収されたものです。
押収された直後の大災害のゴタゴタで行方がわからなくなっていたものを、大石さんの後輩が発見してくださいました。
我々が入手していることに関しては合法とは言えませんが・・・。」
大石「まぁまぁ、お堅いことは気にしちゃあいけませんよ。
まぁ、岸辺さんには調べられないかもしれませんが、
警察の記録を調べればちゃーんと本物だと証明できる代物ですよ、それは。」
露伴は親の仇であるかのように、そのノートを睨み付けながらページをめくる。
一見すれば狂気の科学者にしか見えないような構図だ。
wktk
今北この話について3行。
作者=1?
>>122 グラッツェ(ありがとう)
今からよんでいくわ
大石「それが本物だって信じてもらえるのに時間がかかるようでしたら、お待ちしますよぉ?
インターネットで調べ物がしたいなら、パソコンもお貸ししますし・・・」
大石がそう言いかけたとき、露伴がスッと大石の顔の前に手を出し遮った。
漫画家にしては綺麗でタコ一つない、柔らかそうな手だった。どこかの殺人鬼なら興奮するかもしれない。
露伴「いや・・・いい。信じよう。」
大石「おやおや、はやいですねぇ。いいんですかぁ?偽者かもしれませんよぉ?」
露伴「ここまで来て偽者を見せる必要性がない。
僕がネットで言われる34号文書の内容を知っているなら、
中身を見て偽者と気づいてしまうかもしれない。
また、ネットの内容と完全に同じ偽者なら、僕はそんなものに価値を見出さない。
そんなものをアンタ達が見せるはずがない。だから、本物だと信じるよ。
これはどんなネット上の情報よりも詳細に書かれている。そしてネットの内容と矛盾がない。」
大石「んっふっふっ。やっぱり名探偵さんですねぇ。
疑り深いところも、頭の回転が速いところも、名探偵さんです。
推理小説みたいな漫画描いてるんですか?
まぁ、詳しい話に入りましょうか。」
露伴はこのとき既に後悔していた。
こいつはただの取材にしては大きすぎる魚がかかったな、と。
チャプタ3終わりっす
>>122 原作も何も、全部露伴先生です
僕は書き込む役なだけです
>>124 露伴「まあヘブンズ・ドアーもあるし嘘とか見抜けるしな・・・」
■TIPS
----露伴のメモ----
ここには図書館に残っていた新聞を確認した結果をメモしておく
・1年目のオヤシロ様の祟り 事実○
1979年=昭和54年 6月24日
1年目のオヤシロ様の祟りとされている
雛見沢ダム建設現場内で殺人事件が発生
建設作業員ら6人により、建設現場の監督が撲殺される
その後、作業員らにより遺体はバラバラにされ、遺棄された
主犯格の男とその男が遺棄した遺体の部位のみが見つかっていない
既に主犯格は時効かな?まぁ、こんな怖い殺され方はゴメンだな
監督ってのも大分恨まれてたんじゃないのか?
ネットだと村の綿流しの祭りの日っていう話だったが
新聞じゃそれは確認できない
聞き込みでもして確認しないとな
支援だッ!
富竹「つ・・次は何時・・・ッ!どこから襲ってくるんだ・・・ッ!」
・2年目のオヤシロ様の祟り 事実○
1980年=昭和55年 6月22日
2年目のオヤシロ様の祟り
1年目よりは祟りっぽいかな
県立白川自然公園の展望台から北条夫妻が転落
夫は死亡、妻は行方不明だそうだ、法律上はもう死んだってことか
この件はあまり詳しいことは載っていなかった
ネットの情報だとこの夫妻はダム賛成派で村の仇敵だとかなんとか
そういう情報は新聞からは入手できないよなぁ
この日が綿流しってことも確認できない
まだまだ序章・・・
楽しみだぜ
・3年目のオヤシロ様の祟り 事実△
ネットの情報によると古手神社の神主が病死したらしい
新聞には載ってない
まぁ、病気で死んだくらいじゃあ載るわけないよな
これも聞き込みしてみるか
すっげぇ先が気になる
意外!それは支援ッ!
し
ね
ま
ま
・学校篭城事件 事実○
1983年=昭和58年 6月25日
少女Aにより雛見沢分校で立てこもり事件が発生。
少女Aは学校の教諭を学校外に電話で呼び出し、その隙に全校生徒を人質に取る
その後、事件は急展開し解決する
人質の生徒のうち数人が暴行を受けたようだが軽症
25日の夕刊では事件発生だけが伝えられているが、
26日の朝刊では事件は解決したと伝えている
事件自体は昼ごろ発生し、夕方もしくは夜に解決したのだろう
そしてその日の夜に雛見沢大災害が発生
次の日からの新聞は大災害ばっかりでこの事件のことなんてちっとも載ってない
しかし、この少女Aっていうのは中々頭がいいやつなのかもしれないな
電話で教諭を呼び出し、その隙を突く・・・もっと煮詰めれば漫画に使えるかもな
1スレ目って一昨日だっけ?
実験してる人だよねぇ…
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・
一瞬スレタイが「岸辺露伴は働かない」に見えた
>>143 それ1スレ目にも言ってた人がいたような…
・雛見沢大災害
ついでだし、新聞でどう報じられているのか気になったからメモしておこう
1983年=昭和58年 6月26日深夜から27日未明
雛見沢地区で火山性のガスが発生
雛見沢住人約2000人はみな寝静まっていたため誰一人逃げることなく全滅した
雛見沢地区の住人以外にも、朝に雛見沢地区に牛乳を配達しに行った者や
警察関係者にも行方不明者や死亡した人間がいるみたいだ
また、近隣の地区では卵の腐った匂い(硫化水素と考えられる)が報告されている
ちなみに、災害からしばらく経った新聞では、ガスの発生源は鬼ヶ淵、と呼ばれる沼だと書いてある
ガスの主成分は二酸化炭素とみられているらしい
へぇ、たしかに二酸化炭素ばっかりで酸素がなければ死ぬよなぁ、これも漫画で使えそうだな
あれ?どっかの漫画で純粋な酸素は毒ってのがあった気もする
うーむ、どうしたもんだろうか・・・
あと、牛乳配達とか警察関係者が巻き込まれるって言うのもリアリティがあるな
漫画で大災害を描くときには、その地域以外から偶然近づく人間も巻き込むのがベストだな
チャプ3おわり
>>140 クォリティががんがん低下してる模様
さーせん
いいねぇ
頭の中に絵が浮かんでくるぜ
クオリティ・・・・下がってる・・・?
>>148 チャプ4を考えてるんだが
さらにクォリティ低下の予感
早々とスランプwwww
ちょっと飯食っていいですか?
いてらー
>>150 エンポリオの事も思い出してやってください
保守
ほ
あのさぁ、俺前から思ってたことがあるんだけどさ
永谷園のお茶漬けのりってあるじゃん?
あれにお茶かけるやつってなんなの?
袋にお湯をかけてくださいって書いてあるじゃんよ
ネタバレ 梨花のスタンドはザ・ワールド
ミルクココアの粉にホットミルクを入れるみたいな感覚じゃね?
>>156 へえーーーーッ!そんなやつがいるのかよォ〜
オエーって感じだな
>>158 ジャイロの淹れるコーヒーが飲みたいな
さて、チャプ4どうしようか・・・
ちなみに内容は考えたんだが・・・
>>156 一回緑茶を入れて作った事あるけどなんか濃すぎる感じがしたな
アレは明らかにお湯をかけるのを前提に作られてるし
お湯の方がアッサリしてて美味い
>>163 うーん、クォリティの低下が気になってしょうがない
いま原案のチャプ4は、ひぐらしを知らない人置いてきぼりにしないために書いた
って感じが強いんだ。ひぐらしを知ってる人にはぜんぜんおもしろくないかもしれない。
それでもいいか?
ちなみに、最初の考えだとここは省略する予定だったんだ。
だが、ひぐらし知らない人が置いてきぼりになっちゃうって思って・・・
>>164 愛=理解!
愛があれば内容を知らない人でも伝わるのさ
ある程度知らなくても問題ない
ひぐまし読んでひぐらしにハマった俺が言うんだから間違いない
多分
今北
ひぐらし知らないが面白いと思ったよ
>>167 いや、これからひぐらし知らないと置いてきぼりにしちゃう可能性が高いかなって
ジョジョじゃないからさ、このお話
ちょい風呂入ってきます
風呂から出たら、チャプ4を手直ししながら投下しますね
>>168 別に良いと思いますよ
読むのは俺の勝手だし
>>168 ひぐらしって
・おはぎを食うと口から針がでてくる
・鉈持った女が追いかけてくる
・フリーのカメラマンは死ぬ
漫画しか見たことないがこんな感じだよな
>>162 緑色の粉がお茶の葉の代わりなんだろうな
先週アニメ見てたら、地下要塞に侵入したり自衛隊と戦ったりしてカオスだったんだが
ひぐらしってこんなのだっけ?って思った
支援
おおきてた
ほ
「問題」は!! この吉良吉影にとって 最も重要な「問題」は……!!
こいつが『面白いかどうか』という事だ…………
保守
保守
ヘブンズ・ドアーッ!『このスレを開いたら保守する』ッ!
保守
保守
このスレ…落としちゃ“嫌だよ?"
「wktk」と「糞スレ」
それは矛盾した特異点なのだ
我々ツェペリ一族はvipperのその考えに
立ち入ってはならない
それが我々一族の役割・・・
ネットにはじかれたボールなのだ
だが、ツェペリ一族は「奇跡」の存在も信じている
「奇跡」が起こる事を祈ろう
スレがwktkの向こう側に落ちることを・・・
だが断わる
ほ
じゃあ、チャプ4いきますぜ?
関係ない。(ry
はやくするダァーーーー
| 三_二 / ト⊥-((`⌒)、_i | |
〉―_,. -‐='\ '‐<'´\/´、ヲ _/、 |
|,.ノ_, '´,.-ニ三-_\ヽ 川 〉レ'>/ ノ
〈´//´| `'t-t_ゥ=、i |:: :::,.-‐'''ノヘ|
. r´`ヽ / `"""`j/ | |くゞ'フ/i/ 関係ない
. |〈:ヽ, Y ::::: ,. ┴:〉: |/ いけ
. \ヾ( l ヾ::::ノ |、
j .>,、l _,-ニ-ニ、, |))
! >ニ<:| 、;;;;;;;;;;;;;,. /| ___,. -、
| | !、 .| | ( ヽ-ゝ _i,.>-t--、
ヽ| | ヽ\ _,..:::::::. / .| `''''フく _,. -ゝ┴-r-、
..|.| | :::::ヽ<::::::::::::::::>゛ |_ _,.-''"´ / ̄,./´ ゝ_'ヲ
..| | | _;;;;;;;_ ̄ ̄ |  ̄ ̄ / _,. く / ゝ_/ ̄|
:.ヽ‐'''!-‐''"´::::::::::::::::: ̄ ̄`~''‐-、_ / にニ'/,.、-t‐┴―'''''ヽ
\_:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\ / / .(_ヽ-'__,.⊥--t-⊥,,_
\  ̄\―-- 、 _::::::::::::::::::::__::/ / /  ̄ ) ノ__'-ノ
\ \::::::::::::::`''‐--‐''´::::::::::/ / / / ̄ rt‐ラ' ̄ ̄ヽ ヽ
ヽ ヽ\ \:::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ / ゝニ--‐、‐ |
l ヽヽ \:::::::::::::::::::::::::::::::/ /‐<_ ヽ |ヽ
大石「それじゃぁですねぇ・・・」
大石がそう言いかけた時、露伴が不満そうに言い放った。
露伴「待てよ。まだ僕の質問が終わりだとはいってないだろう?
あんたたちの言う、仲間ってことについてちゃんと話してもらおうか。
あとになって無理な協力を求められたり、金をたかられたらたまったもんじゃないからな。」
そういえばzipはマダー?
大石「なるほどなるほど、確かにそれも大切な話ですねぇ。
でも、露伴さんに損させるようなことはありませんよぉ?
ご自由に取材してくださって結構です。」
露伴「納得いかないな。それじゃ今と変わらないじゃないか。」
大石「いえいえ、ちゃーんと私と赤坂さんからは情報を差し上げますよ。
あとはですね、ちょーっとだけ条件がありまして。
できれば、でいいんですがね。できれば、で。
・・・私達の希望をね・・・叶えてほしいんですよ。」
露伴「僕は回りくどい言い方は嫌いなんだ。
はっきり言ってくれよ。そのほうが後でもめることもない。
(それにこの岸辺露伴にできないことがあるわけがない。)」
>>193 zipなんてありませんよ。ファンタジーやメルヘンじゃあないんですから
支援ッ! ディ・モールト ディ・モールト支援するぞッ!
続きwktk
>>196 「問題」は!!
この吉良吉影にとって、最も重要な「問題」は・・・!!
こいつ(
>>92)が『zipであがるかどうか』という事だ・・・
大石「そうですねぇ。はっきり言っちゃいましょうか?
私たちはあなたにすべての情報を託します。
取材は自由に続けてくださって結構です。嫌になったらやめてしまってもかまいません。
ただ、真実に辿り着いたときには、私と赤坂さんにお教えいただきたい。と、
本当にそれだけです。金銭の要求もありませんし、もし真実に辿り着けなければ、
今後一切の連絡がなくてもかまいません。」
露伴「・・・そりゃあ僕にとっちゃ、都合のいい話だが。
あんたたちが何の得をするのかまったくわからない。」
大石「ですからさっき言ったじゃないですかぁ?
あなたなら真実を暴いてくれる気がしてるって。」
露伴「・・・。」
生きるために保守っ・・・!
グレートにおもしろいっすよォ〜ッ!
大石「納得できないことはお嫌いですかなぁ?
それだと生きていくの、大変じゃありませんかねぇ?」
露伴「・・・余計なお世話だ」
赤坂「私も、大石さんがそんなことを考えていたとは知らなかったんですが、
いいじゃないですか、聞いてみて信じられなければ信じなければいいんですから。
まぁ、そんな風に私たちの持つ情報を無闇にひろめるのは反対ですがね。」
大石「んっふっふっふっ、赤坂さんお厳しいですねぇ。
でも、赤坂さんのおっしゃるとおりですよ、岸辺さん。
話だけ聞いて、さようなら、でも構いませんから。どうですぅ?
私と約束しちゃいませんか?真実に辿り着いたら教えてくださるってだけでいいんですよぅ?」
露伴「・・・いいだろう。約束するよ。
言っておくが、赤坂が言ったから乗るわけじゃないからな。
僕自身同じ考えを持っていただけだ。」
大石「はいはい、わかってますよぉ。岸辺さんは名探偵さんですからねぇ。
んっふっふっふっふっ。」
大石が得意の嫌味な笑いをする。赤坂も苦笑しているようだった。
自分が馬鹿にされていると感じた露伴は、本題に入る前にトイレに行くといってお茶を濁すのだった。
今北
羽入プラチナ・ザ・オヤシロの能力で露伴過去に戻らないかな〜
K1と露伴の絡みが見たいわ
支援
赤坂「大石さん、そんな条件で彼に協力するなんて、正直納得できませんよ。」
大石「おんやぁ?言った時に反論しないんで、許してくれてると思ったんですが、
やっぱりご機嫌ななめですかぁ?」
赤坂「絶対にやめろ、とは言いませんが、僕は賛成できないし納得もできないということです。」
大石「んっふっふっふっ。彼が納得させてくれますよ。そのうちね・・・。」
赤坂「大石さんはそんなにあの男を買っているんですか?
彼にいったい何があるっていうんです?」
大石「そりゃぁ、彼が真実を暴いたときのお楽しみってやつですよ。赤坂さん。」
赤坂「・・・。まぁ、大石さんなりの考えがあるんでしょう。
今は何も言わないでおきますよ。」
大石「すいませんねぇ。私も確証があるわけではないんで、はっきりは言えないんですよぉ。
老年刑事の勘ってやつですかねぇ?」
赤坂「僕には昔からそういうものはありませんからね。
大石さんに従いますよ。それで?どこから話すんですか?」
大石「まずはダム戦争の・・・」
露伴「また僕のいないところで打ち合わせかい?」
トイレに行ったはずの露伴が赤坂のベットの後ろ側に座っていた。
大石も赤坂も露伴の気配に気づかなかったようだ。
空手を始めてから背後をとられたことなどなかった赤坂は目を疑った。
この男には、何か秘密があるのかもしれない・・・。
赤坂はそう思うのだった。
ゴゴゴゴゴゴ・・・
続きが気になるなら保守すべきだってばっちゃが言ってた
支援! せずにはいられないッ!
大石「いえいえ、そんなことありませんよぉ。
どこからお話するのがわかりやすいか、相談していたんですよ。」
露伴「ふん・・・まぁ、信じてやるよ。」
大石「そうですよぉ。私たちは仲間なんですから、信じあいましょう。
んっふっふっふっ。美しい友情ってやつです。」
このじじぃは扱いづらいな。天国への扉(ヘブンズドアー)を使っちまいたい気分だ。
それが大石のやり方だと気づかずに、露伴は大石に苦手意識を感じ始めていた。
露伴は大石の言葉が聞こえない素振りで椅子に座るのだった。
露伴「じゃあ、本題に入ってくれよ。
どこから話すか決めたんだろう?」
大石「そうですねぇ、まずは時系列に沿っておおまかなお話をしましょうか。
質問は最後で受け付けますので、途中での受け答えはなしとしましょう。
まとめて説明したほうが早いこともありますのでねぇ。」
露伴「わかったよ。横から口を出すことはしない。
さっさとはじめてくれ。僕が聞きたいことだけで今日一日じゃ足りないかもしれない。」
大石「そうですねぇ。岸辺さんは疑り深いですからねぇ。
それじゃあまずは、ダム戦争の頃からお話しましょうか。」
語られる過去・・・
タシカにどんどんネタバレする方向に進んでいってるなw
スタンド使いは引かれあう
wktk
大石「雛見沢は昔、ダムの底に沈む予定になったことがあるんですよ。
当時の政府がダム計画を発表すると、村は直ちに反対を表明。
ダム建設反対の住民運動が始まります。まぁ、住民運動って呼ぶには過激なもんでしたがね。
そんなダム戦争の中、赤坂さんが東京からいらっしゃるんですよ。
それじゃ、赤坂さん。バトンタッチでお願いします。」
赤坂「・・・。私は、警視庁から特務捜査の命を受け、雛見沢を訪れました。
どうせ聞かれると思うので言ってしまいますが、当時の建設大臣の孫、犬飼寿樹君が誘拐されました。
警視庁は独自に誘拐を察知し、犯人である団体を調べるために私は派遣されました。
捜査当初、警視庁では鬼ヶ淵死守同盟の線は薄いと考えていました。
鬼ヶ淵死守同盟というのは、住民運動の団体の名前ですね。
鬼ヶ淵というのは・・・」
大石「赤坂さん。そんなに真面目に話さなくって大丈夫ですよぉ。
岸辺さんは名探偵さんですからね。大まかな流れを説明すれば必要なことだけを質問してくださいますよ。ねぇ?」
露伴「ふん・・・。どっちでもかまわないよ。」
赤坂「では、結論だけ言わせていただきましょう。建設大臣の孫を誘拐したのはおそらく鬼ヶ淵死守同盟です。
私と大石さんは犯人らと銃撃になり、孫は救出できたものの犯人は捕まえられませんでした。
ですので、鬼ヶ淵死守同盟が犯人であるとは言い切れませんが、孫が雛見沢の近くで救出されたことは事実です。」
赤坂「そしてこの際に、私は一人の少女と出会っています。
その少女の名前は古手梨花。彼女の予言により、今僕はここにいると言っても間違いではないでしょう。
その祟りの内容とは、その次の年以降毎年オヤシロ様の祟りが起こる。ということでした。
詳細な内容を言い当てており、すべてその後の事件と一致しています。
私はその際、5年目の祟り、つまり雛見沢大災害の年に彼女自身が殺されること知っていた。
つまり、彼女に助けをもとめられていたんです・・・。それが、私が大災害の真相を追う理由です。」
露伴「あー、すまない。前言撤回だ。気になってしょうがないから途中で質問させてくれないか?」
大石「んー、まぁ、いいですけど。時間かかっちゃいますよぉ?」
露伴「思ってたより面白そうな話なんでね、時間は気にしないことにするよ。」
大石「そりゃ、どーも。私らにとってはちーっともおもしろくないんですがね。
まぁ、何でも答えますよぅ?」
露伴「まずは、雛見沢ダムの建設は凍結されたと思うんだが、それは誘拐のせいかい?」
赤坂「警視庁としては、確実に取引が行われた証拠は掴んでいません。
ですが・・・。私個人の私見として、取引が行われ、孫の救出劇のシナリオを僕らが演じさせられた。
そう考えています。」
ドドドドドド・・・!
露伴「へぇー。なるほどね。
漫画の取材として銃撃の話を聞きたいんだけど、それはあとにするよ。
次は、その少女についてなんだが・・・。何から聞いたらいいものか・・・。
僕の知る限り御三家というものが雛見沢にあるらしいんだが?」
大石「よくご存知です。ただ、彼女についてはこのあとでも話が出てきますので、そのときでよろしいですかなぁ?」
露伴「じゃあ、祟りだ。5年目の祟りなんて僕は知らないぞ?」
大石「んっふっふっふ。そうですよねぇ。
4年目以降の祟りは秘匿捜査指定がかかってますから、知らなくて当然ですよぉ。
それについても、このあとお話しするのでご安心ください。」
露伴「・・・。やっぱり質問するのはやめるよ・・。
あとでまとめて聞くことにする。」
大石「(おやおや、拗ねちゃいましたかねぇ。)
それじゃあ続きにしましょうか。質問はご自由にどーぞ。
次は1年目の祟りのお話ですかねぇ。」
wktk
大石「そして4年目の祟り。ここからは秘匿捜査指定がかかっているのでご存知ないでしょう。
2年目の祟りでお亡くなりになった北条さんのですね、弟さんの妻が撲殺されるんです。
犯人は逮捕されました。麻薬中毒の男が自供したとされています。
あ、そういえばお話し忘れてましたよ。北条夫妻はですねぇ、ダム賛成派だったんです。
それで村中から嫌われていたんですよ。村八分ってやつです。嫌ですねぇ。」
露伴「ふーん。北条夫妻の詳しいことはネットで見かけたんが事実だったようだな。」
大石「おやおや、今じゃそこまで調べられるんですかぁ?ネットっていうのは怖いですねぇ。
まぁ、とりあえず、4年目もきっちり村の仇敵が死んだわけです。綿流しの日に。」
露伴「そうだ、その綿流しの日。図書館で確認できなかったんだが、祟りの事件と同一の日でいいんだな?」
大石「えぇえぇ、4年目まではきっちり綿流しの日に人間が一人づつ死んでますよぉ。」
露伴「一人?夫婦が犠牲になってるじゃあないか。」
支援支援
おお重複箇所上手い具合にはしょったな
同じことを何度も説明されるのは無駄だから嫌いなんだ無駄無駄…
大石「おおっと、また説明し忘れてますねぇ。やっぱり歳はとりたくないもんです。
オヤシロ様の祟りはですね、毎年一人が死に、一人が行方不明になる。そういうものらしいんですよ。
まぁ、これは村人が言っていただけで私はよく知らないんですがね。」
露伴「・・・たしかに新聞では夫婦の妻のほうは行方不明と書いてあったな、両方とも。
1年目と4年目はどうなるんだ?」
大石「1年目はですねぇ、主犯格の男が行方がわかっていません。
4年目は死亡した北条さんのところに住んでた息子さん。
まぁ、義理の息子さんなんですがその方が家出されてるんですが、村ではこの方が行方不明になったと言われています。
ちなみにこの方、2年目の祟りで死亡した夫婦の実の息子さんでもあります。」
露伴「なるほど。一応辻褄があうってわけか。
ただの偶然じゃあないのかい?」
大石「私も偶然だと信じたいんですがねぇ、村の方がおっしゃるんですよ。
一人は祟りで死に、一人はオヤシロ様の祟りを静めるために生贄になったんだってね。
3年目の神主の妻が遺書にオヤシロ様の祟りを沈めるために自殺するって書いてるって事実もありますしねぇ。
古い言い伝えにも、あるらしいんです。生贄の話。」
露伴「つまり、村の人間は毎年の事件はオヤシロ様の教えに沿って起こってると、そう言うわけだ?」
大石「んっふっふっふっ。その通りです。
まぁ、細かい話はあとでしますので、5年目の祟りの話しちゃっていいですかぁ?」
露伴「あぁ、続けてくれ、創作意欲が湧いてきた。」
山かって破産したりしたがやはり露伴は露伴wwwwww
説明もわかりやすくて初見でもわかりやすいな
その内まとめサイト必要になってきそうだな
支援
露伴「新聞に載ってることくらいなら知ってるよ。
僕の知らない事実があるなら説明してくれてかまわない。」
大石「おやおや、そうするとですねぇ。
2年目の祟りまでは、新聞どおりということですかなぁ。
3年目の祟りは新聞には載ってないと思うんですが、ご存知です?」
露伴「オヤシロ様を奉る古手神社の神主が病死、妻が後を追って自殺する。
たしかそのくらいの情報しかもっていない。」
大石「それで十分ですよ。それ以上のことはなーんにもありませんからねぇ。
ちなみに、その夫婦が先ほどの少女古手梨花さんのご両親です。
古手家は親類などもいないものですから、梨花さんは最後の古手家の人間になってしまったわけです。」
こっからまた
>>225の続きになります
本当に申し訳ない
これにはwktk
大石「5年目はですねぇ、ちょっと被害者の方が多いんですよねぇ。
簡潔に言いますと、綿流しの日に富竹ジロウさん、鷹野三四さんがお亡くなりになります。
富竹さんは首を自ら掻き毟るという変死体。鷹野さんは岐阜の山中で遺体を焼かれて発見されます。
そして雛見沢大災害の当日の朝。古手梨花さんがお亡くなりになります。
古手神社の境内で生きたまま腹を割かれ、内臓を引きずり出すというこれまた変死体で発見されます。」
露伴「・・・。
雛見沢大災害が5年目の祟りかと思ったが、それとは別に事件は起きているという・・・。」
大石「そうなんですよぉ。大災害のせいでこれらの事件の捜査はうやむやになっちまいましてねぇ。
あぁ、それと、これ以外にもうひとつ。有名な学校篭城事件があります。これは梨花さんがお亡くなりになる前の日ですなぁ。」
露伴「ふむ。大体の流れはわかったよ。
だけど、質問したいことが山ほどだ。
僕もこのホテルに宿をとって話を聞くことにするよ。
ちょっとフロントに行ってくる。」
露伴はそう言うと、大石たちの了解も取らずに部屋を出て行ってしまった。
残された大石と赤坂は苦笑しながら冷めたお茶をすするのだった。
チャプ4終わりです
TIPS投下したいんですが、半分書き終わってませんorz
寝れないwww
wktkせずにはいられないッ!
うん良作じゃないか
クオリティ下がってないしw
■TIPS
----露伴のメモ----
大石と赤坂という刑事から話を聞くことができた。
ここには彼らの推理する雛見沢大災害の真相を書いておく。
ここに記すもの以外にも彼らは何通りかの説を考えているようだが、
これがもっとも自分たちの体験したことと矛盾がないと言っていた。
彼らの考えの根本には、園崎家が黒幕という考えがあるようだ。
図書館で調べたときは園崎家はノーマークだったんだがな・・・。
まだあったんだこのスレ
まとめて読みたい
期待
1スレ目から見てるよー
またやってんの
結末がすっげぇ気になる
彼らが言うには、園崎家は戦後に勢力を拡大し、雛見沢ではもっとも力のある家系だったらしい。
園崎>公由>古手の順のようだ。まぁ、オヤシロ様関係は古手の順位があがるようだが。
彼らの言う真相とやらを簡略するとこうだ。
園崎家は雛見沢の風習「オヤシロ様」の復活を願っていた。
1〜4年目の祟りはオヤシロ様信仰を復活させるため、村の仇敵を殺すことにした。
これは1年目より1年前。梨花が予言をした時点で決められていたことであり、梨花は何らかの形でこれを知っていた。
そして梨花自身も5年目に殺されることが決まっていた。これには34号文書の内容を考慮すると説明がつく。
34号文書によれば、雛見沢の住人は特殊な風土病に感染しているらしい。
また、園崎家の関与は記されていないが、この風土病を研究している人間がいることを示唆している。
園崎家はこの病原菌を使って、未曾有のバイオテロを起こそうとしたのである。
そして、そのバイオテロをオヤシロ様の祟りにするためのキーワードが梨花だ。
古手家には第一子に女子が8代続いたとき、その8代目はオヤシロ様の生まれ変わりである。
という言い伝えがあるらしい。このオヤシロ様の生まれ変わりが死ねば、村が滅ぶ祟りがおきる。
そこで、この34号文書のバイオテロの出番ってわけだ。
そして政府はこの前代未聞のバイオテロ行為を隠蔽し、
火山性のガスによる大災害というシナリオを流したのだ。
これはかなりインターネットの意見に近いものが含まれているし、非現実的だ。
そもそも、村を滅ぼしたら園崎家に何の得があるのかもわからないし、
オヤシロ様信仰も復活どころか、消滅してしまう安易にと考えられるだろう。
しかし、彼らが現実に持つ34号文書の中から宇宙人やUFOなどの情報を取り除くと、
たしかにこの仮説にたどり着くのかもしれない。
ちなみに、34号文書では園崎家については一切触れられていない。
園崎家が黒幕であるというのは、大石がオヤシロ様の祟りを捜査してきた情報と経験によるものだ。
僕は彼らの意見に賛成でも反対でもない。
これが真相である可能性もあるだろう。
しかし、僕は彼らの主観が入り混じったこの説をあまり重要視しないほうがいいだろう。
僕の漫画には彼らの主観は必要ないしね。読者が面白く感じる部分だけどうまく切り取ってやる。
今回はTIPS2個ありますよー
----学校篭城事件の真相----
露伴「なるほどねぇ、そりゃぁその葛西辰由っていうのはすごいもんだなぁ・・・」
大石「そうですそうです、散弾銃の辰の異名で恐れられてましたからねぇ。」
露伴「あー、まぁ、大体わかったよ。じゃあ次は学校篭城事件について詳しく頼みたいんだが。」
大石「いいですとも、いいですとも。
私、あのとき捜査の指揮取ってたんですよぉ。詳しく語っちゃいますよぉ?」
露伴「そりゃぁ漫画のいいネタになる。楽しみだね。」
すでに明け方、大石が露伴の相手をするということで、赤坂は仮眠をとっていた。
その間にこの二人は以外に仲を深めたようである。露伴は嫌味だが味方にするならおもしろいじいさんだな、と考えを改めていた。
大石「さきほどもちょっとお話したようにですね、私は犯人と面識がありました。」
露伴「あぁ、そうそう、犯人の名前が竜宮礼奈って噂は本当なのかい?」
大石「ありゃぁ、そこまでご存知ですかぁ。そうです竜宮礼奈さんです。
竜宮さんはね、事件の前から私に話をしてくださってたんですよ。
34号文書の内容をですね、うまく私が信じるようにテロのところだけお話してくれてたんです。
まぁ、いろいろあってですね、竜宮さんは私が味方だと思い込んでたってわけです。」
大石「竜宮さんは新聞の報道のように全校生徒を人質に取りました。
そのあと人質全員を縄跳びで縛り、拘束。
その後に我々が到着し、電話で交渉を重ねるこう着状態に入りました。
竜宮さんは当然交渉役に私を指名しました。私はなんとか味方だと思わせつつ会話を続けました。
するとですね、竜宮さんが友人の一人を仲間だと言って電話にだしたんですよ。
それが前原圭一さんという方です。彼は人質の安全を考えて竜宮さんに従いつつも我々に協力してくれました。
まずは、私が交渉で34号文書をこちらに見せてくださるように交渉しました。
その交渉はなんとか成功し、前原さんが校庭まで34号文書を持って出てきたんですよぉ。
わたしゃこの時を逃すか、とばかり前原さんに催涙スプレーと盗聴器を持たせましてね。
それで中の様子がなんとかわかるようになったんです。」
大石「そしたらですね、なんとガソリンばら撒いちゃってるんですよぉ。
教室中と人質に向かってガソリンぶち撒けちゃってましてね。そりゃ恐ろしいもんです。
知ってますかぁ?気化ガソリンって危ないんですよぉ?」
露伴「ガソリンの発火点は約300度だが、引火点は-40度。
気体になると空気より重く、通気性がなければ室内なら充満したままだ。
ライターで火をつけなくても、火花が出ただけで、ドカン、さ・・・。」
大石「ありゃ、こりゃまた一本取られましたねぇ。
よくご存知だ。まぁ、そんな緊張状態だったわけです。」
大石「その後は竜宮さんの要求をうまくなだめるばかりでしてね。
彼女の要求はこうです。村の診療所で病原菌の研究をしているはずだから今すぐ一斉捜査に入れ。
自分は既にやつらになんらかの薬を服用させられてもう持たない。特効薬が見つかれば持ってきてほしい。
時間までに捜査が行われない場合、自分は人質とともに自爆する。
いやぁ、あせりましたよ。最後には時間ギリギリになってきちゃいましてねぇ。
県警からSWATの前身まで派遣されて、突入準備までしちゃってるんです。
そんなときですね。さきほどの前原さんがやってくれたんですよ。
犯人の一瞬の隙をついてライターを奪い、催涙ガスを噴射。なんとか竜宮さんを押さえ込んだんです。
私たちが気づいたのは、子供たちが逃げ始めてきてからでした。
自体が急変したとして、一斉突入。無事に全員を救出することができました。」
露伴「へぇ。なかなかドラマチックな展開だな。」
大石「んっふっふっふ。そうでしょ?そうでしょ?
私はなーんにも活躍してないんですがねぇ。
お知り合いになった人に刑事時代の話をしてくれ、なんて言われると、ついこの話をしちゃうんですよぉ。」
露伴「竜宮礼奈ってのはまだ生きてるのかい?
警察に捕まってたなら、大災害は避けられたんだろ?」
大石「それがですねぇ・・・。
生きてはいらっしゃるんですが、篭城事件以来、精神に支障をきたしちゃいまして・・・。
大災害でお友達が全員お亡くなりになったショックもあるんでしょうねぇ。
今でも白い壁の中でベットに座り込んだままみたいなんですよ。
赤坂さんと何度か、お話を伺いに行ったんですが、まともに会話ができませんでして・・・。」
露伴「ふぅん。気の毒なもんだ。じゃあ、次の質問をいいか?
(・・・ある意味取材してみたいが・・・さすがに病院に侵入はまずいか・・・?)」
TIPS終わりっす
まだ人がいるかわからないんだけど、遅くなってしまって申し訳ない
気になって眠れなかったじゃないか
この後の展開も楽しみでしょうがないぜ
見てるよ見てるよー
もう寝ていいのか?
>>1乙!!
どう転ぶのかまだまだわからん状況なのがいい
チャプ4は説明になっちゃってすいませェん
実質ひぐらしを知らない人のためのチャプ4になってしまいました
文字数も今までで一番多そうだし、読むのめんどいかもです
チャプ5からはまた場面を移して話が進みますんで、期待して頂きたい
ちなみにチャプ5に関してはまだ一切下書きもなにもできてないので、
いつになるやら・・・・
そろそろ寝させてくれ・・・
もう寝て大丈夫ですよ
チャプ5は、また違う日にやります
っていうか、2時とかにならないように反省してもっとうまく書き溜めます
乙!!
「岸辺露伴は動かない」で話がどう展開されるのか楽しみで仕方がないですんね
乙彼
>>265 そこは、難しいところですよね
悩んでおります
そして、スレが終わるこのときまで
>>92はうpされなかった
無念ッ!!!
よーし寝るぞー
\
\\ /ビシュユウウゥゥゥ
\、、 ゛ ",,//
゛
>>1乙 ",,
゛、 ∩ ,,"
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ヘ д / ( " )
γ⌒`YTTTTY ̄〃(()
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>>267 じっくり推敲して書いていけばいいと思うよ
期待してるぜ
>>270 うーん、あんまり期待されると困りますなっ
現在の予定だと、一部の人は期待はずれになるかもなんですが、
それがベストな流れだと思ってるんでそれで行きます
>>272 とりあえず、また検索をかける生活が始まりそうだw
保守
グレート
>>274 保守されてもこのスレはもう投下しないっすよw
もうちょいで俺も寝ます
ところでみんなひぐらし知らない人ばっかりなのかな?
そんな気がする
ぼくは年末年始にプレイ予定なのでひたすらログだけを取得してるのですよ
にぱー☆
ひぐらしもジョジョもおkだから実に馴染む
さて、保存しとくか・・・